写真館

この前の祝日、午前中に優輝の七五三のお参りに行き、午後からその記念写真を撮りに初めて写真館に行った。

どこが一番安いか調べては見たが、予約が必要だったりで、結局、予約の必要のない、全国チェーンのスタジオにした。

予約の必要はなかったが、さすがこの時期、たくさんの家族連れが撮影に来ていた。衣装の品揃えも豊富で、他の家族を見ているだけでも楽しかった。

さて、優輝は和服を2種類と、洋服を1種類選んで撮影に臨んだ。写真の値段を聞くと、びっくりするくらい高くて、注文するのは3枚か4枚くらいにしておこうと言うことになった。衣装はたくさんあったにもかかわらずすぐに決まった。真っ白のタキシードを優輝が選んだのには驚いた。

そして店員さんに着替えをさせてもらって、優輝が私たちの前に出てきて、またびっくり。髪の毛が今風にピンピン立たせてある。そして格好いい。さすがプロの業だと感心した。

それから撮影。その時も、カメラマンが笑顔を引き出すために話しかけたり、あの手この手で工夫していた。優輝はそれでも緊張のしっぱなしで、口が不自然に歪んでいた。ここは私に似ているのかなと、苦笑。私も写真は苦手だからなぁ。

ところで、その撮影の様子を見ながら私は内心、はらはらしていた。なぜなら、１つの衣装につき、3つぐらいのシーンを変えて写真を撮っていたから。1つ目は普通の写真。2つめは刀を持たせたり、3枚目は背景を変えて、アップだったりと・・・。こうなると、それらの写真、全部ほしくなってくる。最初は3枚か4枚と思っていたのに、10枚近くになる。そういうのを撮らなければ、こういう悩みは発生しないのに・・・。ＣＤでデータをもらって、家で印刷すればいいかと思いきや、データで渡すのは1年後からで、しかも買ってもらった写真のデータしかもらえないとのこと。さすが商売がうまい。ここまで徹底されているとは・・・。

結局、お店の企み通り？予定より多い枚数を購入させられてしまった。

こういう事は滅多にないことだし、まあいいか？

2週間後のできあがりが楽しみだ。