私は弟に負ぶってもらって上に上がったが３階分の階段を上がる事になっていたので、弟にはすごい
負担をかけてしまった。背負ってもらったり、抱えてもらったりするたびに、すこしダイエットしてくれば
よかったとつくづく思った。
室堂ターミナルから散策コースに。雪のためちょっと歩くのは難しいといっていました。
室堂のターミナルの外は雪でいっぱいだった。下を見るとバスが有名な雪の壁を縫って出てくるのが見えた。
正面が有名ｊな雪の壁。バスはここから出入りします。
そこからミクリガ池の方に散策するコースがあるそうだが雪のため私は外に出ることはできなかった。
雪がないと車椅子の人も近くを散策できるかも知れない。
正面の立山ではスキーヤーが上からスキーやスノボーで下っているのがよく見えた。生でそういうのを見たことがないので、
みんなを待っている間も、その様子を見て楽しむことができた。
室堂ターミナルで特筆すべきは障害者用のトイレがあったことだ。このルートではここだけかも知れない。
とてもきれいなトイレだったというのが印象に残っている。大町から来る場合、ここまで来るとあるので安心して良い。
逆に大町の方に行く場合はここで是非用を足して行った方がいいだろう。
室堂で食事でもと思ったが、人が多かったので何もせず、折り返すことにした。帰りはさっきと同じコースを逆に
辿ることになる。変わるのはロープウエイ。今度も先頭に乗せてもらえ、さっきとは逆の景色を見ることができた。
帰りの景色も眼下遙か遠くに黒部湖が見え、絶景だった。
帰りのロープウエイから。先頭に乗ると遙か下に青い黒部湖が見えます。
再び黒部ダムに立ったとき、ここが見えたからここからロープウエイも見えるはずだと思い、振り返って見上げてみると、
そこにはさっき見上げて感嘆の声をあげていた高い山があった。あそこに登って来たのかと思うと、また改めて感動する。
扇沢に戻った時は１２時を回っていた。
扇沢、室堂往復に約６時間かかったことになる。それから私たちはその日の宿泊地の新平湯温泉に向かった。
ｐ．ｓ．
立山、黒部アルペンルートでは天候にも恵まれて本当にすばらしい景色を見ることができて感激しました。
それとともに、車椅子の私も室堂まで行けたことにも・・・。これも私の家族もですが、わわさんの家族のおかげだと思っています。
私たちだけだったら、もっと困難を強いられたことでしょう。はじめてにも関わらず、車椅子のサポートをして下さった、
わわさんの一家の皆さん、本当に有り難うございました。