ケーブルカーは５分ぐらいで次の黒部平の駅に着く。そこで整理券をもらい次のロープウエイに乗る。それまで時間があったので、みんなは展望台に。そこの階段には手すりがあったため、私も途中まで上って景色を楽しむ。一番下からは積雪で外は見えない。途中まで上っただけでも眺望は抜群だ。ここら辺で人間が上る高さは周囲の山に比べると微々たるものなのだろう。おそらく屋上に行ってもそれほど景色は変わらないだろうと勝手に納得する。下を見ると屋外の雪の上で遊んでいるのが見えた。時間があるので外に出てみる。雪で滑りながらも何とか雪の階段を数段上ると３６０度の大パノラマが迎えてくれた。先の展望台への階段を上るより、ここに出た方が遙かにすごい景色が見られる。弟に聞いたら屋上もそこと同じような景色だそうだ。

左後ろから　わわさん、（わわさんの娘さんのめぐみちゃん、義妹、弟、甥（光陽）、父、自分、母 黒部平の外に出たところ。

車椅子の場合、数段の雪の階段を上るのはちょっと難しいかも知れない。押して下さる人もとても滑りやすく危険だから。私は昇りは車椅子を降りて手を２人に引いてもらって上った。さすがに滑ってこわかったが、はじめての大雪の上は感動だった。雪解け後は車椅子でも外に出て存分に楽しめると思う。
　下りは車椅子のまま、みんなに引っ張ってもらって降りた。ここでもわわさんの旦那さんに自分も半分滑りながら降ろしていただいてとてもお世話になった。ありがとうございます。