約１６分後、黒部ダムに到着。

下車後、すぐに一般の人と別れる。普通はここから地中階段を上って展望台に行くのだが、
１００ｍもの階段を上るのは私には到底不可能。母と２人ですぐにダムに出る。

ダムの水位はすごく低かった。これから雪解けで増えるのだろう。ダムの縁から見る景色は絶景でここでも
感嘆の声をあげる。正面にひときわ高くそびえる山がありそれに見とれる。それがこれから行く大観峰だともしらずに・・・。
展望台からの写真。小さく僕も写っています。

　ふと、振り返って上の方を見ると、さっき一般の人たちがのぼっていった展望台が遙か上の方に見える。一言に１００ｍといってもこうしてみると想像以上だ。これならあきらめもつく反面、あれだけ高いと、そこからの眺望もすごいだろうと思って少し残念にも思う。

左前から　自分、母、わわさん、宏樹くん、めぐみちゃん、わわさんの旦那さん、甥（光陽）、義妹、弟

４５分ほど待って、みんなと合流し、ダムの上で記念写真などを撮り、ケーブルカーの駅に向かう。５００ｍ程歩かないと行けないが、ここは平坦でコンクリートだから車椅子でも楽勝だった。

　ケーブルカーは日本で唯一という全線がトンネルのもので、最大斜度が３１度というすごいものだ。それだけの急な斜度だからケーブルカーそのものも階段になっている。だから駅のホームも階段だ。乗り降りは車椅子を優先してもらえたが、ホームの移動が大変だった。駅員さんや私の家族、それにわわさんの旦那様にまで車椅子を抱えて頂いて・・・。しかも昇りだったので余計にみんなきつかったと思う。有り難うございました。
抱えて下さる人には負担をおかけするが、ここは何とか車椅子に乗ったままでも行けるところ。