小布施は小さい町に、たくさん見るところがある。雨が降り出したのでゆっくり見て歩けなかったが、小さいお店も多く、ちょっと湯布院みたいだなっと思った。そこで、北斎館にはいった。小布施は葛飾北斎が晩年を過ごしたところで北斎館には北斎の残した作品を数多く展示してある。それらを１つずつゆっくり見て回ると、かなりの時間がかかりそうだ。やっぱり本物は違う。絵画にはそんなに興味がなかった私も北斎の作品を見るとなんかいつまでも見ていたい気がした。特に私が心を惹かれたのは「花を見ている侍」の掛け軸。あのうっとりしている表情がものすごくよかった。欲しかったけど手が出せない。(^_^;)
そこでハンカチをおみやげに買って、北斎館を後にした。北斎館は車椅子のマークは目に付かなかったが全然不自由を感じることなくスムーズに見て回れた。
小布施でもう一つ有名なのは栗だそうだ。みるきーさんのお父さんの薦めで昼食は早めに小布施の桜井甘精堂というところで取った。栗おこわだった。説明によると３件ほど似たような店があるが、そこのが一番美味しいらしい。おこわには甘く味付けされた栗が丸のままごろどろと入っていて、栗の味を思いっきり味わえてとてもおいしかった。たぶん、自分たちだけで行っていたらそんなことも知らずに、通り過ぎていただろう。
小布施を出発してみるきーさん一家に近くのインターチェンジまで送ってもらって、長野を後にした。
この旅行ではわわさん一家と、みるきーさん一家に、本当にお世話になりました。おかげで、道にも迷うことなく、本当に快適な楽しい旅行をすることができました。私たちみんな長崎に帰っても「よかったなー」っと言っています。
考えてみるとこの旅行の発端はインターネット、そして「さんさめ」なんですよね。これがなかったら、絶対に実現していません。そう思うと、不思議な縁を感じます。その「さんさめ」ですが、現在バージョンアップの真っ最中です。おたのしみに・・・。
Ｐ．Ｓ．桂川ＰＡでちょっと言いそびれてしまった。いつも別れるとき、何も言えなくなってしまう。ここで一言だけ「光生へ、色々有り難う。」