今年も正月は弟一家が帰ってきてくれてとても賑やかだった。雪が降ったため、どこにも行けなかったが、その分、みんなと家でゆっくり過ごすことができて、こんな正月も良いなぁとつくづく思った。
優輝はいとこのお兄ちゃんやお姉ちゃんと家の中を駆け回って、最高に楽しかったようだ。すごい冷え込みというのに、走り回るたびに、部屋の入り口を開け放って、そのたびに、誰かが「寒い、締めろ」という声を上げていた。そう言えば、私たちも子供の頃は奈良の母の実家ではそうやっていとこ達と廊下を走り回っていたなぁと、その頃のことを思い出した。
弟たちが帰った後はやっぱり寂しかった。優輝もしばらくは口数も少なくて・・・一人前にプライドがあるのか「さびしいか？」と聞いて首を横に振って、否定はするが、やっぱり寂しさをこらえているようだった。
そんな優輝を元気にしてくれたのが、ゲーム「さんさめ」だった。パソコンを開いて立ち上げると、目の色を変えてやり出して、もう夢中に・・・。それからはもういつもの優輝に戻ってくれた。
さんさめといえば、今年の年賀状に「オープニングの「さんさめー」の声の主のＹちゃんはもう19才です」と言うことが書いてあった。さんさめのこと、覚えてくれているかな？