真夏の北海道旅行

猛暑日の続く8月8日か5泊6日で私たち家族5人と、弟一家4人の総勢9人で北海道に行きました。
これはずいぶん前か計画していたことで優輝が3才になったら、もう行ったことも覚えていてくれるだろうし・・と言うことで・・。


釧路空港に降り立ったとき、その涼しさにびっくり。気温は20度台前半でした。

釧路空港の前で・・・


まず、釧路市丹頂鶴自然公園に・・・丹頂は冬に飛来するものと思っているので、まさか見られるとは思っていませんでした。



1日目の宿は、厚岸町にあるホテル五味。
料理は、牡蠣づくし。牡蠣が苦手な私にはとても食べられません。そこで代わりのものを頼んでいてくれていました。
牡蠣づくしだから、本当にありがたかったです。牡蠣の代わりの出てきたのが、ホタテやけがに。私の大好物でした、
でも、それらが牡蠣と同等と言うことは、いかに牡蠣がおいしいか・・・それが嫌いな私は損しているようでちょっと複雑な気分でした。

２日目
釧路駅から塘路駅まで釧路湿原を見ながらノロッコ号で走りました。
座席も釧路湿原の方に往復ともに座れて、楽しむことができました。
悠々と蛇行して流れる川、風も気持ちよかったです。

　
　

この日の昼食は和商市場で勝手丼。
好きな海鮮物を市場を回って選び、どんぶりのご飯の上に載せていただきます。

私は、いくらやかに、鮭、サンマなどを載せました。この時点では、まだすごくおいしかったです。

その後、阿寒湖を車からちらっと見て、宿泊する養老牛温泉　湯宿だいいちに。
ここでは、露天風呂に入れました。

ここでは義妹の「せっかくだから、浴衣を着てみたら?」という後押しで嫁さんも浴衣を着て記念撮影。とてもうれしかったようです。

３日目
羅臼町へ　　さすがに北海道は広かったです。行けども行けども同じような景色。ナビの画面も縦に一本、走っている道だけが表示されていると言うことも多々ありました。
地平線というものも始めてみました・

　


サーモン科学館へ。
いとうの大きさにびっくり！

展望台からは国後島が見えました。

写真は標津川。いかにも鮭が上って来そうです。
　　
北海道のフキはびっくりするほど大きかったです。


昼食は、昨日の勝手丼と同じような海鮮丼。まだおいしかったです・


知床横断道路。
羅臼岳がきれいに見えました。やっぱり高き山を見ると感動します。


知床五湖
車椅子で展望台までいけました。
木道には熊よけの電線が張ってあり、熊が出てくるというリアル感が・・・


知床五湖の展望台で。優輝は爆睡中。


途中の道にはしかが至る所にいたるところにいました。

宿泊はウトロの知床第一ホテル。
夕食はバイキング。かにもいっぱいあって、事実上、かにの食べ放題みたい。
もちろん、かにを腹一杯食べました。
大好きなのでいくらでも食べれると思っていたのですが、さすがにそうはいきませんでした。この辺から、海鮮ものはちょっと飽きが来て苦しくなってきました。

お風呂はあまりにも巨大すぎて、大変でした。脱衣所の先にも階段があり、しかも床が堅くて、這っていくしかない私には限界でした。父に手を引いてもらって歩いたら、緊張して力が入ったせいか具合が悪くなって、どうなることかと・・・幸い、すぐ二階福島sたが、風呂場専用の車椅子があれば・・・とつくづく思いました。
でもお風呂は気持ちよかったです。

４日目

知床クルーズでした。ウトロ港から観光船で知床岬まで行って帰ってきます。
往復３時間４０分。
身障者の席は進行方向左側に用意されていました。行きはそのためずっと水平線を眺めることになりますが、知床半島で折り返した後はすばらしい景色を楽しめます。

　

　


　

番屋　鮭漁のときの拠点



知床岬。

　


ゴジラ岩


昼食は道の駅でまたもや海鮮丼。もう飽きていたのですが、これを食べれるのも最後というのでがんばって食べました。

この日の宿は北見市にある大江本家。
温泉が硫黄のにおいがして、気持ちよかったです。


５日目
一路、旭山動物園へ。
途中、層雲峡を通りました。




旭山動物園はさすがにすごい人出でした。
どこも入るのに長蛇の列。
それでも人気のところは全部見られました。
シロクマのえさを食べるところも見られたし、チンパンジーの激しく動き回るところも・・・

ふつうなら、暑くてぐったりしている動物の様子しか見られないところですが、生き生きと動き回るところを見られて、さすが旭山動物園だなと思いました。
おおかみはさすがに、グロッキー状態でした。ドラマでぐっさんが、あつく語っていたオオカミ館、期待していたのに、ちょっと残念。
　


優輝が一番喜んでいたチンパンジーの森。チンパンジーの動きを見て、ゲラゲラ笑いっぱなしでした。


弟一家とはここ旭山動物園でお別れでした。
６日分の綿密な計画を立ててくれて、本当に楽しい旅をさせてくれました。
野生の鹿が遙か遠くにいるのを見つけたり、景色の良いところ、大きなフキのあるところなど、「ここ！」というところでは、車を止めて教えてくれたり・・・
車椅子を押してくれたり・・特に旭山動物園では坂が多くて大変だったと思います。
でも、一緒に行ってくれたおかげで、本当にすばらしい思い出に残る旅行になりました。
旅行を終えて、旅行のことを思い出すと、つくづくそう思い、本当に感謝しています。ありがとう！


その日の夜は、小樽で泊まりました。
　

　

　
宿が運河のすぐそばだったため、日が暮れたライトアップされるまで運河沿いを散策しました。


最終日　

石原裕次郎記念館を見て帰りました。
裕次郎館ではＮＨＫのみんなの歌であった、「パパと歩こう」という歌が流れていました。小さな音で。
それに気づいたとき、なんかちょっと胸に来るものがありました。優輝と一緒にこんな旅行ができて・・・と思って。


　今回はこれまでで最高の５泊６日という大旅行でした。しかも北海道。西の端から東の端へ・・・・。
私たちと優輝に思い出をと言って、連れて行ってくれた両親には本当に感謝しています。
優輝もきっと、今回の旅行のことは覚えていてくれるでしょう。
こんな旅行は、そうはできるものでは無いけれど、また、いつかみんなでいけたらいいな・・と、もう思いを馳せています。

その日のために、また、今日から仕事をがんばろう・・・


終わり