プロローグ
私が富士山に対してすごい思い入れがあるのは、両親の影響かもしれない。
物心ついた頃から・・・・３歳の頃、訓練のために施設に入園するときからずっと、辛いことを説得されるときに「歩けるようになったら富士山に行こう」と言われ続けて来た。
両親がいろんな苦しみ、悲しみに立ち向かう気持ちを「富士山に行く」という目標をおさない私に持たせてくれた。
そしていつしか私の気持ちの中で「歩くこと」と「富士山」が同じになっていた。
「歩けるようになったら富士山に行こう」という言葉は、大きくなるにつれて言わなくなり、もう四半世紀以上聞いていないが、どこか心の中に残っている。
実は高校を卒業したあと、足の手術によって下手ながらも松葉杖で歩けるようになった。
その時、約束通り、富士山を見に行ったのだが、あいにくの天候で見ることが出来なかった。
その後、もう１度チャンスがあったのだが、その時も曇りがちで駄目だった。
今回は３度目の正直だ！
花火と流星
９９年大晦日の夜、大阪を出発し、元旦の富士を見に・・・・。
途中、紅白を見るために立ち寄った大津ＳＡで幸運にもカウントダウンの花火を見ることが出来た。
その直前、１１時５４分頃には青くて大きい流れ星を目撃。１０００年代最後にとおもうと感動！
由比パーキングで見た初日の出
いつもはこの時間寝ているので初日の出を見るのもこれが初めて。
これを目当てに来た人も多くて、日が昇ると歓声が上がる。
初めてみた富士山
由比ＰＡで日の出と共にぼんやりと姿を見せたあこがれの富士山。
天気も良さそうだ！
